友部正人
The Request Times

vol.133~vol.143

 
The Request Times Vol.133 2006.2.24 発行
 二ヵ月振りの新聞です。一月はしばらくニューヨークにいましたが、滞在中のNYは暖かくて雪もなく、変な冬でした。帰国直後のNYの大雪騒ぎは、体験できなくてとても悔しかったけどこればっかりはしょうがないね。そんなことより日本の日本海側の大雪は大変なことでしたね。新潟県のことがニューヨークタイムズの一面の記事(1/9) にもなっていました。
 帰国後すぐに埼玉でイベント。ズクナシもサンボマスターもフラワーカンパニーズも全部かっこよかった。特にフラカン。友部は一人で弾き語りでしたが、超満員のお客さんは、ソロでも熱く聞き入ってくれてました。表参道のFABのイベントでは、友部はゲストだというのに出演者の三宅伸治と何曲も歌いました。三宅君と二人のレパートリーはいっぱいあるからね。
 2月はまるで詩の月間とでもいうような月でした。まず、4日には塩釜市で、菅原克己の詩を友部が朗読し、友部の詩や歌も披露する、という催しがありました。歌を聞きに来た人だけではなく、詩の関係者や菅原克己の詩を好きな人も来ていて、通常のコンサートとはちょっと違った雰囲気でした。

 京都のガケ書房では、「ふちがみとふなと」の渕上純子さんが詩の朗読に初挑戦してくれて、オープニングアクトの豊原エスさんも加わり、「no media京都編」を。関東以外では初の試みです。友部はうれしくてついたくさん朗読し、時間を大幅に超過。二部のコンサートの部も楽しくて、友部は「ふちがみとふなと」と一緒に3曲も歌いました。翌日は(後で決まったのでこの新聞には情報が載らなかった)大阪でも詩の朗読をおりまぜた、oops! 主催のイベントがあり、友部もたくさん朗読したり、歌を歌ったりしました。              
 そして「LIVE! no media 2006 草原編」。友部オフィスの都合で電話予約もメール予約も一切受けなかったので、一体どうなることかと思いながら、当てずっぽうで準備をする日々でした。予想をだいぶ上回る400 人近い人が来てくれて、椅子の数も食べ物も足りなく、会場となった広いギャラリーは満員でした。それなのに、最後までほとんど誰も帰らず、集中して詩を楽しんでいました。出演者もほとんどの人が最初から来て、自分以外の出演者の朗読を熱心に聞いていました。椅子もなかったのにせまい通路に立ったままで。no media初参加は宮沢章夫さん、銀杏BOYZの峯田くん、ぱくきょんみさんの三人です。都合が悪く不参加となった真島昌利さんの替わりに、石川浩司さんが急遽出演してくれたりと、チームワークもばっちりです。
 以前 BankART1929馬車道ホールで友部正人文化祭というコンサートをやった時、表の道端で呼び込み役で歌ってくれたオグラくんが、今回もまた自作の手回しオルガンを肩からかけて歌ってくれました。自分も歌いたい、と友部も手回しオルガンをバックに「水門」「にんじん」などを通りで歌いました。
 肝心の朗読会は、平井正也、ぱくきょんみ、オグラ、田口犬男、知久寿焼、石川浩司、友部正人、宮沢章夫、峯田和伸、尾上文、遠藤ミチロウ、谷川俊太郎の順番でした。一人持ち時間20分で、結局ミュージシャンはみな一曲ずつ歌も歌い、谷川さんまで一曲歌いました。こうして6時間近いイベントは終了。ああ、大変だったけどすごく楽しかった。         

◆◆◆スケジュール◆◆◆3月11日


大阪「レインドッグズ」06-6311-1007
寺岡呼人プレゼン「TRAVELIN'FLOWERS」
出演:寺岡呼人、矢野真紀、友部正人。
12日
金沢「ジョーハウス」076-222-5960
 24日


吉祥寺「スターパインズカフェ」0422-23-2251
寺岡呼人プレゼンツ「TRAVELIN'FLOWERS」
出演:寺岡呼人、矢野真紀、友部正人。
4月22日

釧路「ジスイズ2F」0154-39-2589(須藤)
ゲスト:長井みゆる。
23日

帯広「キッチンノート」0155-33-7009
ゲスト:長井みゆる。
25日
旭川「アーリータイムズ」0166-22-2461
26日
札幌「くう」011-616-7713
28日
小樽「ぐるぐる」0134-24-2300
29日
函館  (問) 0138-22-3946(やまじょう)

 リリースラッシュのこの冬でした。「6月の雨の夜、チルチルミチルは」のリマスター盤を友部オフィスから再発売し、「ポカラ」と「カンテグランデ」は紙ジャケの復刻盤で SHOW BOATから発売、と80年代の名盤がそろいました。これで友部のオリジナルアルバムは、20枚全て現役で購入可能となりました。やったね。
 そして、「LIVE! no media 2004 」のCD付オムニバス詩集と「友部正人詩集」(現代詩文庫 182)も共に思潮社から発売され、ほっと一息です。今年3月号で終了した現代詩手帖の連載エッセイ「ジュークボックスに住む詩人」も秋には単行本になる予定です。こちらもお楽しみに。
 3月27日から4月18日まではニューヨークへ出かけますので、その間友部正人オフィスは休業します。5月は九州へ行く予定です。詳しくはまた次号で。それではまた。
はじめて見たこと、聞いたこと。 (19)
「FとOとI」  友部正人

 

The Request Times Vol.134 2006.5.10 発行
しばらく御無沙汰していました。連休もやっと終わりましたね。恒例の大阪「春一番コンサート」は今年も無事大阪で開催されました。友部の出演日の七日は一日中あいにくの雨でしたが、ライブは楽しかったです。この日の出演者の伊藤銀次とは「遠来」を、リクオと「朝の電話」を、ふちがみとふなととは「Don't think twice,it's alright」をそれぞれ一緒にやり、船戸さんにはベースをいろいろ弾いてもらいました。ふちがみとふなとの出番では「歌う人」を友部も一緒に歌いました。
 今となっては遠い記憶になってしまいましたが、三月は寺岡呼人さんのイベントで大阪と東京でライブ。その直前まで寺岡君とは沖縄へ一緒に歌いに行ったりもしていたので、友部とのコンビネーションは言うことなしでした。初めての矢野真紀さんとも一緒に歌いました。沖縄といえば、初めてどんと院に行くことができました。とても美しい場所で、またぜひお参りしたいです。石垣島では、オフの日に波照間島まで遊びに行き、ニシ浜で泳いだりしてきました。
 そして四月はまだ雪も残る北海道へ。久しぶりに釧路へも歌いに行って、釧路湿原の水門にも再会してきたそうです。ニューヨークからの帰国直後で時差ボケのひどい時期にツアーをしましたが、友部はわりと元気に歌っていました。
 ニューヨークと日本を行ったり来たりしていると、一番の問題は時差ボケです。若い頃は時差ボケになどならなかったのですが、今は結構大変で、完全に直るのに十日はかかります。解消法もいろいろと試してみましたが、どれもだめで、結局身体がゆっくり順応していくのを待つしかないみたい。時差ボケにならない確実な方法は、飛行機には乗らず、船でゆっくり時間をかけて海外へ行くことだそうです。これまた大変。
 もう放送は終わってしまいましたが、BS-iのTV番組に出演しました。「music tide」というハービー山口さんの撮影&インタビューの50分番組で、友部は6曲ソロで歌いました。撮影場所は毎度お馴染みのBankART NYK Studioの三階の倉庫ギャラリー。録音は吉野金次さんだし、ハービーさんのかっこいいビデオ映像やスチール写真もたっぷり、と大変ぜいたくな録画撮りでした。インタビューの場所は北仲WHITE にある友部オフィス分室(「Speak Japanese,American 」のジャケット写真の部屋です)にて。
 「たのしい中央線2」(太田出版)というムック本が四月にでましたが、友部は銀杏BOYZの峯田くんと対談しています。友部の若いころの話や歌を作り歌っていくことや、二人でけっこう話が弾んでます。
 「アエラ」の臨時増刊「アエラ・イン・フォーク」という雑誌では、谷川俊太郎さんがフォークの歌詞についてのインタビューのなかで、友部の詩について少し話されています。その記事の写真がよくて、友部の昔のノートの写真で、撮影者は大阪の糸川燿史さんです。                  
 大活字本『心にひびく恋のうた愛のうた 第4巻 告白』という詩集に友部の「ユミはねているよ」が正津勉さんによって取り上げられています。古今いろんな詩や和歌やあって、おもしろい編集になっています。全8巻。リブリオ出版より。

◆◆◆スケジュール◆◆◆5月13日


鹿児島県鹿屋市  かのやバラ園 15:00start
出演:パスカルズ、友部正人。
(問)090-4434-8878(小杉)
14日

鹿児島県鹿屋市 かのやバラ園 13:00start
出演:パスカルズ。ゲスト:友部正人。
 16日
福岡市「ギャラリーモリタ」 092-716-1032
17日
長崎市「BODY・SOUL」 095-827-8930
28日




吉祥寺「スターパインズカフェ」 0422-23-2251
リクエスト大会です。
入場時に一人三曲を投票していただきます。
予め紙に曲目を書いてきてもOKです。
あなたのお気に入りの友部正人をお持ち寄り下さい。
6月7日

吉祥寺「MANDA-LA2」0422-42-1579
三宅伸治ライブにゲスト出演。

 友部正人オフィスよりここでお知らせです。友部正人ライブのご案内のダイレクトメール(DM)を希望者の方には郵送していましたが、このサービスをついにやめることに致します。今はインターネットを多くの方が利用されるようになりましたので、これからは友部正人ホームページなどをチェックしてくださるよう、お願いします。パソコン環境にない方、郵便で今後も情報を受け取りたい方はこの新聞の定期講読をお願いします。この新聞はまだしばらくは続ける予定でいます。(定期講読は何回分かをまとめて申し込んでください。)
 それから、e-mailでのライブ情報希望をされている方へ。返送されてくるメールが割とあります。最近全然こないなあ、という方は一度お調べください。アドレス変更などはメールでどうぞ。
 6月、7月はまたしばらくNYへ行く予定です。まだスケジュールは決まりませんが、その間友部正人オフィスは休業します。それではまた。
はじめて見たこと、聞いたこと  (20)
「句会」 友部正人

 

The Request Times  VoL.135 2006・8・16発行
 
  夏真っ盛りですが、皆さん元気でお過ごしですか。この新聞も夏休みというか、なんと三ヵ月振りということで、こんなことは久しくありませんでした。
 6月から7月にかけて長い夏休みをニョーヨークで過ごしていました。フリーコンサートがたくさん開かれるこの時期のNYは外せません。ライブに行く以外はもっぱらセントラルパークを走ってばかりの友部でした。
 帰国してから、30日に横浜でライブがありました。去年から仕事場として友部オフィスが借りている北仲WHITE でのノーマイクライブ。ここは建築家とアーティストが借りているオフィスビルで、オープンスタジオというイベントの一環としてのライブでした。アート作品が展示された4つの部屋をライブ会場に選び、お客さん共々移動して歌いました。友部の描いた絵で作った缶バッチがチケットだったのですが、大変好評でした。
 そして8月11日は寺岡呼人プレゼンツのゴールデンサークルというイベントに参加。呼人くん以外の出演者は今回初めて友部とセッションする森山直太朗とYO-KING 。友部を囲んで、という雰囲気のライブで、友部の歌を何曲もみんなと歌い、本人はとても楽しそうでした。
 8月と9月にそれぞれTV番組のライブ収録があります。特にNHK-BS2 では、普段なかなか見られないセッションを見てもらおうと思って企画しました。板橋文夫さんもパスカルズも友部とは一年に一度という組み合わせなので、TVを通して全国の皆さんに見てもらえるのはとてもうれしいことです。

◆◆◆スケジュール◆◆◆8月21日


曙橋「バックインタウン」 03-3353-4655
FOLK&ROCK ALIVE ・スカパー266ch 歌謡ポップス
公開録画です。ナビゲーター: 白井良明。
25日



「クラブチッタ川崎」 11:00open/12:00start
「SET YOU FREE~SUMMER FESTA 2006 」
出演:サンボマスター、フラワーカンパニー、ガガガSP、
   Baby&CIDER、TOMOVSKY、トーテムロック、友部ほか
28日



北沢タウンホール  (問) 03-5436-9600(ディスクガレージ)
「吉野金次の復帰を願う緊急コンサート」
出演:矢野顕子、細野晴臣、友部正人ほか。
詳細は矢野顕子ホームページで見られます。
9月2日


新潟県十日町情報館ホール
出演:ふちがみとふなと、友部正人。
(問) 090-1693-6562(貝沢)
3日

長野市「ネオンホール」026-237-2719
出演:ふちがみとふなと、友部正人。OA:THE END
7日



NHK-BS2「フォークの達人」公開ライブ。無料。 
横浜「モーション・ブルー・ヨコハマ」にて。
友部正人。ゲスト:板橋文夫、パスカルズ、他。
※観覧希望の詳細は03-3481-7676 (NHKエンタープライズ) まで
16日
茅野市「カントリーキッチンくるみ」0266-72-3612
17日
飯田市「ふぉの」0265-52-6459
18日

松本市民芸会館 (問) 0263-26-5581(サイズミック) 
出演:加奈崎芳太郎、友部正人。21日

神戸「バックビート」078-231-3933
出演:ハンバートハンバート、友部正人。
22日

滋賀県湖南市「オープンハウスれがーと」
(問) 0748-75-7110(バンバン)
24日
加古川市「チャッツワース」079-420-1707
29日
高松市「グランドファーザーズ」087-863-5615(HIT'S)
30日
南国市「歩屋」0888-64-2280
10月1日

愛媛県北宇和郡「BANBOO HOUSE 山猫亭」
(問) 0895-45-0991(岩本)
3日
川之江市「ジャランバリ」0896-57-1035
6日
福島県郡山市「ラストワルツ」0249-24-1654
8日


盛岡市 岩手大学農学部付属農業教育資料館
15:00start 入場無料。完全予約制。
(問) 090-6450-3219(モノウ) project-t-06@hotmail.co.jp
9日

文京区千駄木「古書ほうろう」03-3824-3388
8/20より電話&メール予約有。(horo@yanesen.net)
13日
名古屋「スペースG」052-763-0826
14日
京都「拾得」075-841-1691

 引っ越しをする気力と体力がずいぶん衰えていることに気がつきました。以前は引っ越し大好きだったのにな。我が家の引っ越しは一体どうなるのでしょう。まずはあふれ返った荷物の整理と処分から、ですね
 スケジュール欄で少し触れていますが、エンジニアの吉野金次さんが春に脳出血で倒れ、現在入院されていてリハビリ中です。友部は吉野さんにずっと録音してもらっていたので、とてもショックですが、復帰されるのを気長に待っています。ONE and ONLYとは吉野さんのためにある言葉だと思っていますので。
それではまた。
はじめて見たこと、聞いたこと。 (21)
「保証人代行会社」   友部正人

 

The Request Times VoL.136 2006・10・2発行
 すっかり秋になりましたね。実りの季節なので、食いしん坊の友部にはうれしい日々です。
 夏は心に残るライブがいくつかありました。録音エンジニアの吉野金次さんのベネフィットコンサートでは、細野さんのバンドで出演していた浜口茂外也さんにパーカッションをお願い
して「Speak Japanese,American 」を、それからソロで「一本道」と、友部が吉野さんに録音していただいた一番古い歌と最新の歌を歌いました。呼びかけ人の矢野顕子さんはもちろんのこと、細野晴臣さんも佐野元春さんも大貫妙子さんもゆずも、みんな吉野さんとのレコーディングにまつわる話をしながら思い出の歌を歌いました。井上陽水さんも飛び入りで歌いにやってきました。この日収録したDVD を入院している吉野さんが見れば、元気になることは間違いなしです。無事に退院出来る時を首を長くして友部は待っています。早く次のCDのレコーディングが出来ますように。
 それから、横浜でライブ収録をした NHK-BS2「フォークの達人」は11月3日放送です。12人編成のパスカルズと3曲、ジャズピアニストの板橋文夫さんとも3曲セッションしました。どちらもフォーク、というテイストはぜんぜんないですが、楽しくも素晴らしいライブをTVで体験して下さい。もちろん弾き語りもちゃんとあります。トークゲストには谷川俊太郎さん。見応えもたっぷりな1時間半番組、お楽しみに。
 9月にはジョイントライブもいくつかあって、ふちがみとふなととハンバートハンバート、どちらも女性ボーカルで二人組のバンドでした。友部もまざって歌ったりしましたが、どちら
も友部とは相性がいい感じで、また一緒にライブをやろう、と思いました。女性ボーカルっていいな。ふちふな、ハンバート共に、もしまだ未体験の方はぜひ聞いてみて下さい。

◆◆◆スケジュール◆◆◆10月13日
名古屋「スペースG」052-763-0826
14日
京都「拾得」075-841-1691
15日


大阪市浪速区リバティホール(大阪人権博物館内)
「ホン・ヨンウン追悼コンサート」 06-6561-7173
出演:光玄、佐渡山豊、中川五郎、石田長生、友部他。
11月18日


世田谷文学館 03-5374-9111
★企画展「宮沢和史の世界」期間中の関連イベントです。
「LIVE! no media  世田谷編」 15:00start
出演:三宅伸治、寺岡呼人、友部正人。
23日


吉祥寺「スターパインズカフェ」0422-23-2251
・・・第7回 言葉の森で・・・ ゲスト:ハシケン
チケットは10/1店頭&スターパインズHPで予約開始。
 25日


福岡「百年蔵・壱番蔵」 18:00start 
(問) 092-712-4221(BEA)
チケットは10/7より店頭、ローソン、ぴあにて。
26日
佐賀県基山町 会場未定 (問)0942-92-8341(ヤスヒラ)
28日
山口湯田温泉「カフェ・ド・ダダ」0839-25-6843
29日
広島「オーティス」082-249-3885
12月2日
3日

下北沢「風知空知」(問) 03-5486-5221(UK プロジェクト)
両日共演者有。11月中旬HPで発表。ぴあで11/18 発売。
※チケットは11/18,11/23 のライブでも発売します。
7日

横浜「サムズアップ」045-314-8705
出演:三宅伸治、友部正人。
9日


いわき市「iwaki sonic 」0246-35-1199
出演:マーガレットズロース、あぶらすまし、サカ
   モトトシユキ、ター坊&ヒコ坊、友部正人。
10日


仙台「L.L.L 」022-215-0772
出演:マーガレットズロース、ピッピ隊長、友部。
(問) 022-716-5335(火星の庭)
13日


新宿「朝日カルチャーセンター」 03-3344-1998
公開講座「ジュークボックスに住む詩人」
19:00 から。  受講料3460円(入会不要)
15日
米子「JAZZ INN  いまづ屋」0859-33-2179
16日
鳥取県倉吉「ラ・キュー」0858-22-6399
17日
倉敷市「蟲文庫」086-425-8693
22日


滋賀県湖南市「オープンスペースれがーと」
出演:ふちがみとふなと、友部正人。
(問) 0748-75-7110(バンバン)
24日
奈良県生駒郡安堵町「樸木(アラキ) 」0743-57-9300 

 それからひとつ珍しいご案内です。何と友部が朝日カルチャーセンターで一日だけ講座を持ちます。歌の詩を取り上げていろいろ話をする予定。歌も歌うかも。こんな事は最初で最後かもしれないし、ふるってご参加下さいませ。詳細はスケジュール欄をごらんください。
  それから前回苦戦していた引っ越しは今回は見送ることになりました。で、今は部屋の片付けに追われています。ああしんど。それにしても家探しがこんなに大変とは。ニューヨークには住処を持っているのに肝心の日本にはない私達って、なんか間抜けですよね。
 さてまたしばらくニューヨークへ行って来ます。今回の友部は11月のニューヨークシティマラソンに出るのが主な目的です。マラソン出場資格を得るために、ニューヨークのランニングクラブに入会したので、今年も張り切って走ることでしょう。
 10月20日から11月15日までは留守にしますので、その間友部正人オフィスは休業致します。それではまた。
はじめて見たこと、聞いたこと。 (22)
「虹」 友部正人

 

The Request Times VoL.137 2006・12・1発行
 
 やっと私の好きな冬がやって来ましたが、みなさん風邪などひいていませんか。
 11月15日ニューヨークから帰国しました。今回の話題は、やはりニューヨークシティマラソンでしょう。友部がマラソンを走るのは6回目になりますが、今年は今までで一番走るのが楽だったそうで、ゴールしてからもとても元気でした。タイムは3時間37分で、本人的にはまあまあという記録でした。
 そういえば11月3日の NHK-BS2「フォークの達人」は見ていただけましたか。私達は帰国してから見ることができました。それぞれのパートも楽しめて、とても贅沢な内容でした。一時間半もの番組なんてそうそうないですよね。以前の「伝説のフォークライブ」以来ですね。NHK-BSはたまにこういう思い切った企画をしてくれるのでうれしいです。
 それから、もうひとつテレビの話題ですが、フジTVの「僕らの音楽」という番組で、森山直太朗さんのゲストで一曲一緒に歌いました。曲は直太朗さんが大好きだという「こわれてしまった一日」です。これは放送日が12月1日の夜なのでした。
 11月18日の「LIVE! no media 世田谷編」は充実していました。三宅伸治さんも寺岡呼人さんも新作の詩がよかったー。宮沢和史さんも飛び入り参加で、それぞれ詩を読んだり、友部と一緒に歌ったりしたのでした。会場の世田谷文学館はno mediaにぴったりないい感じで、またぜひやらせて欲しいな。
 23日の「第7回 言葉の森で」。ゲストのハシケンさんとは初めてのジョイントです。あののびやかな歌声にノックアウトされてから早ウン年。やっと一緒にライブをする事ができて、とてもうれしかった。ハシケンの「感謝」を一緒に歌ったり、お互いに詩の交換をして、それぞれが曲を付けて歌ったり。まぜひ来年、と言って終わりました。
 次回1月の「言葉の森で」はフラカンの圭介くんとやりますが、やはり初の共演です。めちゃ楽しみ。

◆◆◆スケジュール◆◆◆12月2日
&3日

下北沢「風知空知」 15:00start
出演:峯田和伸、友部正人。
(問) 03-5486-5221(UK PROJECT)
7日

横浜「サムズアップ」045-314-8705
出演:三宅伸治、友部正人。
9日


いわき市「ソニック」0246-35-1199
出演:マーガレットズロース、あぶらすまし、サカ
モトトシユキ、ター坊&ヒコ坊、友部正人。
10日


仙台「L.L.L.」022-215-0772
出演:マーガレットズロース、ピッピ隊長、友部。
(問) 火星の庭(022-716-5335)
13日

新宿 朝日カルチャーセンター  03-3344-1998
公開講座「ジュークボックスに住む詩人」
 15日
米子「JAZZ INN  いまづ屋」0859-33-2179
16日
鳥取県倉吉市「ラ・キュー」0858-22-6399
17日

倉敷市「蟲文庫」086-425-8693
・・夜の本屋・倉敷編・・・
22日

三重県亀山市「月の庭」0595-82-0252
出演:友部正人。特別ゲスト:ふちがみとふなと。
23日

滋賀県湖南市「れがーと」 (問) 0748-75-7110
出演:ふちがみとふなと。友部正人。
24日

奈良県安堵町「樸木」0743-57-9300 17:00start
35人限定です。
2007年
1月7日
大阪「ロクソドンタブラック」06-6629-1118
8日
名古屋「得三」052-733-2709
12日
甲府「ハーパーズミル」055-233-3157
14日



吉祥寺「スターパインズカフェ」0422-23-2251
・・・第8回 言葉の森で・・・
ゲスト:鈴木圭介(フラワーカンパニーズ)
チケットはスターパインズの店頭及びHP予約で。
19日

吉祥寺「マンダラ2」0422-42-1579
「VOCE」のライブのゲストで歌います。
2月18日

横浜市「ドルフィー」045-261-4542
出演:板橋文夫(pf)、友部正人。

 この秋には東京でやっと「夜の本屋シリーズ」のライブをする事ができました。品ぞろえのすばらしい「古書ほうろう」という本屋さんで、何度でも行きたくなるお店です。        
 盛岡では重要文化財に指定されている建築物のなかでコンサートをしていただきました。岩手大学の学生のみなさんの熱意には感動しました。設備の整ったライブハウスでいい音で演奏できるということはミュージシャンにとってはとても重要ですが、たまには変てこで素敵な会場でライブをするのもわくわくしていいものですね。これは、というところがあればぜひ声を掛けてみてください。面白いことの好きな友部はきっと行きたくなるはずですから。それではまた。よいお年を。
 はじめて見たこと、聞いたこと。 (23)
ミュージカル 友部正人

 

The Request Times  VoL.138 2007・1・26発行
 
 もうすっかり新年も明けてしまいましたが、いかがお過ごしですか。今年もどうぞよろしくお願いします。
 まず去年の報告から。12月は下北沢の「風知空知」から始まりました。銀杏BOYZの峯田和伸さんとの二日間。初めてのジョイントです。峯田くんが「なんでもない日には」や「君が欲しい」を歌ってくれたり、友部は銀杏の「銀河鉄道の夜」を熱唱したり。二日目は銀杏のギタリスト、チンくんも飛び入りで参加してくれました。いつもはパンクなステージの峯田くんですが、アコースティックギターの弾き語りでの静かなライブもいいよね。二人で新曲も二曲作りました。心なしか友部も20代に戻ったかのような二日間でした。
 いわき市と仙台へはイベントでマーガレットズロースと出掛けました。マガズロをバックにロックバージョンで歌う友部を見たことのないいわきと仙台のお客さんは、とても楽しんでくれたみたいでした。またどこかへ遠征したいものですね。
 三重と滋賀でジョイントした「ふちがみとふなと」とのライブもおすすめです。彼らの音楽は素晴らしいし、友部も参加した三人編成のステージもなかなか聞きごたえがあります。今回は更に進化(?) して「ともべとふなと」というデュオまで披露しました。これは「ふちがみとふなと」みたいにぼくも歌いたい、という友部がわざわざそれ用に歌まで作って、実現にこぎつけたのです。ちなみにウッドベース一本だけをバックに、ギターも弾かずに歌います。
 朝日カルチャーセンターでの講座「ジュークボックスに住む詩人」では、ちゃんと詩のテキストも準備して一時間半、時々は歌ったりもしながら歌の詩についての話をしました。
 60年代の半ば頃にアメリカのフォークソングを聞いて、自分も日本語で歌を歌いたい、と思った人達が、歌詞を作る必要から詩と向き合うことを始めたという内容で、友部の予定では現代の歌まで紹介するはずでしたが、時間切れで続きはまた次回に、と言って途中で終了しました。友部は高田渡や早川義夫など当時の古いレコードを何枚も持って行き、教室に展示して嬉しそうにしていました。
 そして、一月は久しぶりの「言葉の森で」を。フラワーカンパニーズの鈴木圭介さんをゲストに大変盛り上がりました。お互いの曲をけっこう歌ったのですが、なにしろ圭介くんの作る歌はどれもキーがとても高く、友部は歌うのが大変そうで、でもめげずに歌ってましたが、お客さんも微笑ましく聞いてくれていた様子でした。お互いが詩を交換して作った新曲二曲はとても好評で、今後の友部のライブでも歌っていくそうです。
 友部の「七月の王様」をカヴァーしてアルバムに収録してくれたボサノヴァのバンド「ヴォセ」のCD発売記念ライブがマンダラ2であって、友部もゲストでかけつけました。友部の歌をボサノヴァ風にアレンジして一緒に6曲歌いました。いつもと全く表情の違う歌になって、おもしろかったです。

◆◆◆スケジュール◆◆◆2月18日

横浜「ドルフィー」045-261-4542
出演:板橋文夫(pf)、友部正人。
3月1日


下北沢「440 」03-5481-4143
寺岡呼人マンスリーライブ『呼人の部屋』
出演:寺岡呼人、友部正人。23日
桑名「フォーラム」0594-23-9355 
24日
近江八幡「酒遊館」0748-32-2054
25日
金沢「文芸館」 (問) 076-296-0245(ジョーハウス)
 31日



文京区 光源寺境内にて。17:00open/17:30start
出演:豊田勇造、友部正人。
(問) 090-8592-6066(ウチヤマ),090-4418-0132(オオノ)
FAX予約0476-95-5011(枚数、連絡先を明記の事)
4月14日
石垣島「すけあくろ」 090-3796-8326(今村)17日
那覇「桜坂劇場」098-850-9555
18日


北谷「モッズ」098-936-5708
※17日&18日の問い合わせ
098-890-7555(ハーベストファーム)  それにしても美術館の入館料が20ドルだなんて、最近のニューヨークの物価高は半端じゃないです。日本と比べると何でも割高で、日米の様子が10年位前とはすっかり逆転してしまいました。今のニューヨークで暮らすのはなかなか大変です。そんなニュー
ヨークにまたしばらく行ってきます。というわけで1/29から2/16日まで友部正人オフィスは休業致します。それではまた。
 そしてこれは業務連絡ですが、こちらに何かを送ろうという際には、メール便を使わないで欲しいという要望です。郵便なら長期の留守の時には局留めにして出掛けられますが、勝手にポストに投函してしまうメール便に関しては何の対処もできず、あふれ
かえるポストを前にしていつもため息をついています。というわけでどうぞよろしくお願い致します。
 はじめて見たこと、聞いたこと。 (24)
MoMAの年会員

 

The Request Times  VoL.139 2007・4・10発行
 
 春ですね。関東地方は桜はもうお終いです。アレルギーの人(私です)には辛い季節で、やっと花粉が治まってきたら、今度は黄砂と、厳しい春はまだまだ続きそうな気配です。
 前回の新聞からだいぶ時が過ぎてしまいましたが、ざっと報告を。1月27日「Soul of どんと」(渋谷AX)では、どんとの思い出話をした後、15年前にどんとと二人でライブをやった時の「どんとからの手紙」を友部が朗読し、そしてどんとの名曲「孤独な詩人」と、どんとが好きだった「ぼくは君を探しに来たんだ」を歌いました。コンサートのオープニングとエンディング時に会場で映したどんとの姿はほんとに懐かしかったな。
 2月は横浜のドルフィーで、毎年恒例の板橋文夫(pf)さんとのデュオ。NHK-BS2 で放送された「フォークの達人」の時の二人の演奏は、音のダイナミックさがあまり伝わらなかった感じがしましたが、生のライブでは思いっ切り堪能できました。回を重ねるごとに二人の演奏も進化しています。ぜひ来年も。
 3月1日は寺岡呼人さんのライブシリーズ「呼人の部屋」に呼ばれて、二人でのんびりいろんな歌を歌いました。友部は今回初めて呼人くんの歌にも挑戦して、「地球の裏側」と「酔どれれ天使」を歌いました。呼人くんは友部とのセッションではピアノやベースやヴォーカルも、と大活躍でした。
 3日は吉祥寺の小さな古本屋「バサラブックス」でトークライブを。ギュウギュウにつめても25人しか入れない店内で、吉祥寺の町にまつわる話と歌をノーマイクで一時間半。質疑応答などもあって、なごやかな午後のひとときでした。
 31日は文京区の光源寺の境内で豊田勇造さんとジョイントコンサート。東京都の公立学校の「君が代&日の丸強制問題」で裁判をした都立高校教師(友部の友人)が主催しました。境内の立派な桜が満開でとてもきれいでしたが、嵐の一日で冷たい風が吹き荒れ、歌った二人も聞いていたお客さんも寒さとの戦いでした。
 4月7日はまた朝日カルチャーセンターで講師を。今回は劇作家の宮沢章夫さんとふたりで「新しい物語をつくろう」という題の対談でした。芝居と歌というジャンルは違えども、言葉を紡ぐという作業は同じなわけで、日常の中からどのように詩や戯曲が生み出されるのか、というようなお話でした。

◆◆◆スケジュール◆◆◆4月30日


山口「中原中也生誕 100年祭」083-932-6430
山口市中央公園横特設テントにて。18時開演。
出演:おおたか静流、友部正人。5月1日


山口「中原中也生誕 100年祭」083-932-6430
山口市中央公園横特設テントにて。18:30 開演。
出演:矢野顕子。ゲスト:友部正人。
4日

大阪 服部緑地野外音楽堂「祝 春一番'07 」
(問) 06-6364-1590(春一番オフィス)
6日


京都 居酒屋「まっちゃん」
浜田裕介主催イベント「SEEDS Vol.2 」
(問) 090-5273-3771 (浜田)
11日

高山 「ピッキン」0577-34-6684
(問)0577-34-5356(ピースランド)
12日
愛知「足助のかじやさん」0565-62-1000
13日
豊橋「ハウスオブクレイジー」0532-55-9000
20日


吉祥寺「スターパインズカフェ」0422-23-2251
友部正人コンサートシリーズ -言葉の森で 第9回-
ゲスト:ふちがみとふなと。  25日




大阪「バナナホール」06-6361-6821
「友部正人バースディライブ・リクエスト大会2007」
当日の曲目はお客さまからの投票によって決定します。
お一人様3曲を入場時に投票してください。あなたのお
気に入りの友部正人をお持ち寄りください。
26日


札幌「くう」011-616-7713
「友部正人・リクエスト大会2007」
(リクエストの方法は25日の大阪と同じです。)27日
旭川「アーリータイムズ」0166-22-2461
29日
江別「ドラマシアター ども」011-384-4011
 5月は新しいエッセイ集「ジュークボックスに住む詩人 2」が思潮社より出版される予定です。「現代詩手帖」で3年間連載していた歌の詩についての文章で、内外の歌をたくさん取り上げて書いています。表紙はニューヨークで友達になったタダツくんがカッコいいイラストを描いてくれました。5/20の吉祥寺の「言葉の森で」に間に合うよう、作っている最中です。お楽しみに。
 そして、「言葉の森で」は京都から「ふちがみとふなと」を呼んでやります。この組み合わせは、東京では初めてなので、ワクワクです。「ふちがみとふなととともべ」を体験して下さい。
 リクエスト大会は逆に、今年は東京以外の場所でやります。大阪と札幌のみなさん、楽しんでくださいね。ではまた。
  はじめて見たこと、聞いたこと。 (25)
 マグニチュード7.9  友部正人

 

The Request Times   VoL.140 2007・6・1発行
 
 関東地方は暑かったり涼しくなったりですが、みなさんいかがお過ごしですか。友部は元気にあちこち歌いに出かけ、充実した日々を送っていました。
4月は石垣島でのライブとトライアスロン出場で目一杯楽しみ、那覇では桜坂劇場の一階のすてきな本屋さんで「夜の本屋」ライブをやりました。本棚の間や階段やロビーにお客さんがたくさんいて、会場の雰囲気がとても面白かったです。
ゴールデンウィークは山口と大阪へ。中原中也生誕百年祭のイベントに友部は二日間参加。一日はおおたか静流さんと久しぶりのジョイントでした。バイオリンの向島ゆり子さんも加わって、いろんな歌を歌いました。もう一日は矢野顕子さんのゲストで。「Speak Japanese, American」と「すばらしいさよなら」をふたりで歌いました。その後も二日ほど山口に滞在し、秋吉台に出かけたりしてのんびりと過ごしました。
そして、4日には大阪の春一番コンサートへ。着いてすぐに「ふちがみとふなと」の出番の時に飛び入りして、「Nalala」を一緒に歌いました。この日友部の出番は最後でしたが、ソロで静かにやりました。が、一曲だけウッドベースの船戸さんに演奏をお願いし、友部はギターを弾かずに身振り手振りで熱演しました。春一番最終日の6日にも「ハンバートハンバート」のコーナーで彼らの「おなじ話」を一曲歌いました。
第9回目の「言葉の森で」は、京都から「ふちがみとふなと」をお迎えして、大変盛り上がりました。この一年半の間に何度か共演して、今回はその集大成、という感じかな。二曲共作した新曲も披露しました。
 5月25日の友部の誕生日には、大阪でリクエスト大会を開催しました。 130人がリクエストしてくれましたが、なんと113 曲もの歌がリクエストされました。1位は「一本道」、2位「遠来」、3位「6月の雨の夜、チルチルミチルは」でした。
翌日の札幌でもリクエスト大会をしましたが、1位「一本道」、2位「Speak Japanese, American」3位「愛について」という結果でした。地方ではなかなか出来ないリクエスト大会ですが、大変好評で、今回やってよかったと思いました。

◆◆◆スケジュール◆◆◆7月22日
小田原市「ジーズキャフェ」0465-46-1808
27日



諏訪市「ハーモ美術館・ティーセントホール」
「僕達の展覧会~夏編~」
 出演:三宅伸治、友部正人。
 (問) 0266-54-7210(グッドニュース)
28日


長野市「ネオンホール」026-237-2719
「僕達の展覧会~夏編~」
 出演:三宅伸治、友部正人。
31日

吉祥寺「スターパインズカフェ」0422-23-2251
 出演:パスカルズ、友部正人。
8月1日

大阪「ロクソドンタブラック」06-6629-1118
 出演:知久寿焼、友部正人。
2日




大阪 大阪ビジネスパーク円形ホール
 国際児童青少年演劇フェスティバル大阪
「こどものためのno media」
 出演:谷川俊太郎、知久寿焼、友部正人。
 (問)050-3536-5900(実行委員会事務局)
3日

松本「ピカデリーホール」0263-32-0088
 出演:豊田勇造、友部正人。トーク出演:田川律。
16日

名古屋「得三」052-733-3709
 出演:遠藤ミチロウ、友部正人。
 17日

京都「磔磔」075-351-1321
 出演:遠藤ミチロウ、友部正人。
19日

高知 高知県立牧野植物園 088-882-2601
「夜の植物園」コンサート。
24日

横浜「サムズアップ」045-314-7805
 出演:バンバンバザール、友部正人。
26日


大阪「阿倍野ヒューマンドキュメンタリー映画祭」
 トーク&ライブに出演。
 (問) 阿倍野区役所区民企画担当 06-6622-9734
前回お知らせしていた新しいエッセイ集「ジュークボックスに住む詩人2」の発売が、出版社の都合で遅れています。まだ発売日は未定ですが、夏には出ると思いますので、お楽しみに。
この春は、久しぶりにたくさんライブをやりました。そこで、しばらく夏休みということで、一ヵ月半ほどニューヨークへ出かけてきます。7月17日まで友部正人オフィスは休業します。夏にはまたたくさんライブがありますので、待っていてくださいね。
  はじめて見たこと、聞いたこと。 (26)
 「石垣島トライアスロン」 友部正人

 
 

The Request Times VoL.141 2007・8・21発行
 
 目下関東地方は猛暑真っ盛りですが、みなさんはいかがお過ごしですか。夏にはめっぽう弱い私は、もう絶望的ですが、友部は元気に日々過ごしていて、炎天下に走ったりもしていますよ。すごすぎ。
 6月初旬から7月の中旬まで、ニューヨークでのんびりと過ごしました。そういえばリクエストタイムズの前号は、ニューヨークから発送しましたが、みなさん届きましたか。
 今回はウッドストックまでボブ・ディランのライブを見に行ったり、あれこれフリーコンサートを楽しんだり、と相変わらずの友部でした。
 帰国後は取材にライブに、とさっそく社会復帰。インタビューは8月21日掲載の毎日新聞夕刊の「しあわせ食堂」、9月発売の季刊文芸誌「華音」(第8号)中原中也特集号、「大人のロック!」のボブ・ディラン特集。そして、文芸雑誌「國文學」10月号では中原中也に関する文章を書きました。
 スターパインズカフェでのパスカルズとのライブは素晴らしかったです。この日に披露された新曲三曲は、どれもよかったなあ。パスカルズのバンドマスター、ロケット・マツと友部の共作です。9月にはパスカルズと共に2曲ほどレコーディングする予定ですので、お楽しみに。
 レコーディングと言えば、6月にニューヨークにふちがみとふなとの二人がやって来て一緒に遊びました。友部と彼らの三人で、我が家でラフにレコーディングもしてみたり。その音源をどうするかはまだ未定ですが、いずれにしてもふちがみさんたちと作った新曲は、この秋レコーディングしたいと思っています。
 8月1日に大阪でやった「こどものためのno media」はおもしろかったです。一緒に出てもらった谷川俊太郎さんや知久寿焼さんは子供にも受けていましたが、客席には肝心の子供が少なく、大人の方が多かったのがちょっと・・でしたね。
 11日には新宿のジュンク堂書店で「ジュークボックスに住む詩人2」の発売記念トークライブを。友部は本の中で取り上げた歌の詩を朗読し、その後ラジカセでその歌をかけてお客さんに聞いてもらう、というスタイルで16曲を取り上げました。

◆◆◆スケジュール◆◆◆9月2日



下北沢「風知空知」 03-5433-2191
「僕たちの展覧会」
16:30open/17:00start
出演:三宅伸治、友部正人。
16日
宮城県角田市「EVANS'89」 0224-63-3889
17日




福島県いわき市  小名浜カトリック教会     
「友部正人ライブat Art!Port!Onahama2007 」
出演:友部正人、マーガレットズロース、サカモト
   トシユキ、魁!大場君。
(問) ギャラリー創芸工房(0246-29-3826)
19日
福島県郡山市「ラストワルツ」 0249-24-1654
22日


渋谷 SHIBUYA-AX   17:00open/18:00start
《三宅伸治デビュー20周年LIVE「BACKしよう」》に出演。
友部の他にも出演者多数。 (問) SOGO(03-3405-9999)
30日



吉祥寺「スターパインズカフェ」 0422-23-2251
・・・友部正人35周年記念・35曲ライブ・・・
16:00open/17:00start  チケットは店頭、HP予約有。
※長時間ライブになる予感がします。覚悟して来てね。
10月6日

京都 西部講堂 「ボロフェスタ2007」に出演。
12:30 ~20:30   出演者多数。
8日


福岡県柳川市三橋町 高畑公園にて 11:00am ~。
「BABY GO 」フリーイベントに出演。
(問) 0944-73-5400(実行委員会事務局)
 9日
熊本県西原村 (問)  090-1924-7905(風太郎)
11日
佐賀県唐津市「RIKI HOUSE」0955-73-7142
12日

鹿児島県鹿屋市「リナシティホール」
(問) 090-4434-8878(ライフデザイン研究所)
19日

滋賀県湖南市「オープンスペースれがーと」
(問) 0748-75-7110(バンバン) 
 三宅伸治さんの20周年記念アルバム「つづく」には、友部も一曲参加しています。三宅くんと一緒に作った「雨の降る日には」(作詩友部/作曲三宅)で、ボーカルやハープを担当しました。9月12日エイベックスより発売されます。聞いてね。
 ニューヨークの友だち、マサ・ヨシカワさんがプロデュースしたドキュメンタリー映画「ミリキタニの猫」が、9月からいよいよ日本で封切られます。東京を皮切りに各地で上映される予定なので、ぜひご覧ください。現在87歳のミリキタニ氏も元気に日々絵を描いています。そんな彼の画文集「PEACE CATS」(ランダムハウス講談社)が映画の公開に合わせて日本で発売されます。友部も一文を寄せていますので、ぜひ手に取ってご覧ください。
 猛暑の続く日本ですが、連日37~39度のなか、友部は名古屋、京都、高知と楽しいツアーに出かけていました。こんなに暑いなかライブに来てくださったお客さんには感謝です。それにしても高知の山のてっぺんにある友だちの家は、涼しくて気持ち良かったなあ。都市の猛暑は公害ですね、やはり。 ではまた。
  はじめて見たこと、聞いたこと。 (27)
 「月のあばた」 友部正人

 
 

The Request Times  VoL.142 2007・10・15発行
 
 あっと言う間に前回新聞を出してからニヵ月が過ぎてしまいました。よい季節がやって来ましたがいかがお過ごしですか。
 友部は目下レコーディングしています。ライブの合間をぬって、リハーサルや本番で忙しい日々です。
 8月に何年ぶりかでバンバンバザールとライブをして、現在三人編成の彼らとのセッションが楽しかったので、今回のレコーディングで三曲参加してもらいました。一曲はバンバンの福島くんとの共作曲です。
 それから、7月に友部と一緒にライブをやったパスカルズともレコーディングしました。彼ら13人と友部で一緒に演奏できるような広いスタジオはないので、横浜のBankART1929 のホールを借りて、一発取りしました。音の残響が多いのでどこかの教会で演奏しているみたいです。ここではロケット・マツとの共作曲2曲を録音しました。
 今後はパスカルズのピアノのマツ、パーカッションの横沢龍太郎、ギターの金井太郎、チェロの三木黄太をバックに3曲録音して、その後、ふちがみとふなとの二人と一緒に小名浜の教会で録音する予定です。ここではふちがみさんとの共作曲もやります。
 今回の特徴は、アルバムの半分が友部以外の人の作曲だということです。フラワーカンパニーズの鈴木圭介さんとの曲も入りますよ。作詞と歌は友部ですから、違和感はないと思いますがどうでしょう。みなさんも楽しみにしていてくださいね。
 9月30日のライブでは本当に35曲、歌いました。途中休憩を挟んで4時間半。チケットはソールドアウトで、 230人のうち椅子席の人は 100人だけという厳しいライブでした。長時間立ち見だった人には本当に申し訳なかったです。でも友部はもっともっと歌いたかったのだそうです。
 なぜこんなライブをしたかというと、スターパインズの10周年記念でライブの話があり、友部は今年35周年なのだけれど、今年は恒例のコンサートをする予定もないし、35にひっかけて35曲歌えばおもしろいね、などと話していて本決まりになってしまったのでした。バックにはロケット・マツ、横沢龍太郎、金井太郎、三木黄太、それから三宅伸治のゲストで全体の半分ぐらいをやり、その他の曲はソロで歌いました。
当日歌った曲順です。
1部:イタリアの月/はじめぼくはひとりだった/大阪へやって来た/ぼくは海になんてなりたくない/夢がかなう十月/水門/オーマイラブ/月の船/夕日は昇る/にんじん/私の踊り子/ハート形のみずたまり/こわれてしまった一日/六月の雨の夜、チルチルミチルは/あの頃
2部:ニレはELM/働く人/びっこのポーの最後/なんでもない日には/眠り姫/一本道/はやいぞ、はやいぞ/遠来/Speak Japanese,American /朝は詩人/朝の電話/夜更かしの続きは/サン・テグジュペリはもういない/シャンソン/わからない言葉で歌ってください/何も思いつかないときの歌
アンコール:黒い影の生き物/夕暮れ
      サキソフォン/ぼくは君を探しに来たんだ
 京都のボロフェスタ'07 はよかったなあ。30年振りに京大の西部講堂で友部は歌いましたが、講堂はものすごくぼろくなってました。主催者もお客さんも20代の人たちで、みんなとても一生懸命にこのイベントに参加していて、また来たいなあ、と思わせてくれるお祭りでした。

◆◆◆スケジュール◆◆◆11月29日
愛媛県川之江町「ジャランバリ」0896-57-1035
30日
広島市「オーティス」082-249-3885
12月1日




福岡「福岡電気ホール」 (問) 092-712-4221(BEA)
「昭和元禄、夢でよかった、ええじゃないか  フォーク・
  ロックコンサート平成十九年版」 16:00open/16:30start
出演:遠藤賢司、加川良、友部正人、三上寛、高田漣、
     山下洋輔ニューカルテット。
2日
佐賀県基山町  (問) 0942-92-8241(ヤスヒラ)
7日

名古屋市「スペースG」
(問) 052-763-0826(ビーナトレーディング)
8日
土岐市  三幸スタジオ (問) 0572-68-7516(タイムコーヒー)
9日
春日井市「ギャラリーユンタク」0568-84-5116
 ハシケンが新しいアルバム『ハグ』の中で「風の吹く日には」という歌を歌ってくれました。この歌は80年代に友部が作った歌ですが、ハシケンが新しいメロディーを付けてくれています。
 さてこの秋も友部はまたニューヨークに行って、恒例のニューヨークシティマラソンに出場します。なので、友部正人オフィスは10月25日から11月16日まで休業します。ご迷惑をおかけすることもあるでしょうが、ご了承ください。それではまた。
  はじめて見たこと、聞いたこと。 (28)
 「ウッドストック」 友部正人

 

The Request Times  VoL.143 2007・12・21 発行
 
 ばたばたとしているうちに年も押し迫って来ました。みなさん風邪などひいていませんか。というわけで今年最後の新聞です。
 11月16日にニューヨークから戻ってきました。まず11月のニューヨークシティマラソンの報告から。友部の今年のタイムは3時間24分で、自己新記録でした。今年からランニングクラブで練習しているのですが、その成果が出たという感じです。自己流で黙々と走っていても記録は延びないのだそうで、友部はますます熱心にトレーニングしています。
 帰国後すぐに、レコーディングのトラックダウンを開始。とは言うものの、ほとんどが一発録りなので、そんなに手を加えることもなく、微調整するだけなのですが。
 ニューアルバムは来年の3月はじめに発売されます。当初の予定よりちょっと遅くなりましたが、それには訳があって、初回特典としてDVDを付ける事になったからです。レコーディング風景の映像やら友部のインタビューなどを編集して30分ほどの映像作品を今制作中です。これは楽しみですよね。ぜひ初回プレス盤をお買い求めください。ミディで発売するCDはいつも初回限定でデジパック仕様でしたが、今回は初回から普通のプラスチックのケースとなります。
 2006年に開催した「LIVE! no media 2006 」の DVDの制作も秋からやっているのですが、帰国後は大詰めを迎えています。
中に入れるブックレットを作って、映像の編集もして、と久しぶりの自主制作に身も心もフル回転で頑張っています。ああ、しんど。来年1月26日に横浜である LIVE no mediaの会場では販売できると思いますが、発売日は2月1日です。外資系のCDショップやアマゾン等で購入できます。あ、来年にやるno mediaにもぜひ参加してくださいね。新しいメンバーもやって来てくれます。歌もちょっとだけ歌いますよ。
 そんな中も週末ごとにはライブがあり、友部は方々へ出かけて歌って来ました。この新聞には情報が間に合わなかったライブもあり、仙台や雪の盛岡にも行きました。仙台では毎月やっている句会に実際に参加できて、うれしかったな。いつもはメールやファックスで参加しているので。
 2001年9月、原宿アストロホールでの遠藤賢司、友部正人ジョイントライブの模様がスカイパーフェクTVの番組でオンエアされた事がありましたが、その時の映像が DVDになって今月発売されました。FFA FOLK DAYS「ひとりぼっちのふたり」~何故か初顔合わせ~というタイトルです。友部は詩の朗読を2編、歌を6曲、その他に遠藤賢司さんと二人でやった「一本道」「夜汽車のブルース」も入っています。
   
◆◆◆スケジュール◆◆◆2008年
1月12日

甲府市「ハーパーズミル」055-233-3157
18日


武蔵野市 武蔵野公会堂
高田渡生誕会・59に出演。出演者多数。
(問) 0422-55-3090(内山)
26日



横浜市「サムズアップ」045-314-8705
友部正人プロデュース「lIVE! no media 2008 」
~ミュージシャンによる詩の朗読~
出演:鈴木圭介(フラワーカンパニーズ)、 三宅伸治、石川浩司、友部。
2月2日

秩父「ホンキートンク」0494-62-0728(夜間)
※日中の問い合わせは0494-25-1000まで。
3日




横浜市「サムズアップ」045-314-8705
友部正人プロデュース「lIVE! no media 2008 」
~ミュージシャンによる詩の朗読~
出演:竹原ピストル(野孤禅)、佐藤良成(ハンバートハンバート)、
   知久寿焼、友部正人。
3月20日


吉祥寺「スターパインズカフェ」0422-23-2251
ニューアルバム発売記念ライブ。
※詳細は未定です。
 三宅伸治さんの詩集が西日本新聞社から今月発売されました。「月のメロディー」というタイトルのとてもきれいな詩集で、三宅さんがno mediaで朗読してくれた詩もいくつか入っています。友部も文章を寄せていますので、ぜひ読んでください。
森達也さんのエッセイ集「世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい」(ちくま文庫)のあとがきも書く予定です。
 それでは皆様良いお年をお迎えください。友部正人オフィスも年末年始はのんびり休みます。ではまた。
 はじめて見たこと、聞いたこと。 (29) 
二度楽しめるラーメンスープ   友部正人