4月14日(火)「K's シネマ」
4月11日から上映が始まっている伊勢真一監督のドキュメンタリー映画「遠来」のトークに出演するために
新宿のK'sシネマに行きました。上映15分前に会場に着くと、ロビーはすでにけっこうな人。スクリーンは
一つなので、この人たちは「遠来」のお客さんなのだとわかりました。
大きな画面で歌っているところを見るのは自分でもはずかしい。なかなか直視できません。
でも映画はなかなかよく編集されていて、後半にかけて引き込まれて行きました。
上映後のトークで伊勢監督から、撮影のときはこんな劇場用の映画になるなんて思わなかったでしょう、と
聞かれて、もしそうだとわかっていたらもっとちゃんと演奏したのに、とぼくは答えました。
トークに残ってくれた人は楽しそうにそんな二人の話を聞いてくれました。
ぼくから移った風邪で、昨日は朝から発熱して今日は咳がひどく、ユミは映画館に来られませんでした。
K'sシネマでぼくは、4月18日(土)と4月24日(金)にもトークゲストとして参加します。ぜひ来てください。
4月12日(日)「スターパインズカフェ2日目」
今回も二日間佐藤ヒロユキさんがライブレコーディングしてくれています。新しくやる曲は全部で9曲。
「ユニコーン」の作曲者の原田郁子さんが聞きに来てくれました。彼女の切ない歌い方が好きだったので、
ぼくにあの歌が歌えるかどうか自信はありませんでした。
今回は「夕暮れ」もバンドで演奏しました。よみうりホールでのライブ盤「はじめぼくはひとりだった」
の中の「夕暮れ」をお手本にしています。
リハーサルの後、本番まで時間があったので、吉祥寺パルコ地下のタワーレコードにメンバー全員と
行きました。店頭の『長い旅』のポスターやディスプレーを見たかったから。
アルバムを紹介してくれている文章が丁寧で素敵でした。みんなでその前で記念撮影。
タワーレコードのお向かいのディスクユニオンのオーディオショップでは「なんでもない日には」が
かかっていました。お店の人たちが並んでぼくに手をふってくれました。
楽しい雰囲気のままライブが始まって、最後までずっと楽しいままでした。
昨日の打ち上げで、ベースの伊賀くんがここ何か月かドーナッツにはまっていると聞いて、今日は全員が
自分たちの好きなドーナッツを買って持ってきたので、今夜の打ち上げは大量のドーナッツと、
ぼくが中華街で買った甕出し紹興酒でした。ユミはミサキドーナツを持っていきましたが、伊賀くんから
これは高級な味すぎる、と言われてました。
4月11日(土)「スターパインズカフェ」
『長い旅』発売記念ライブの一日目、バンドメンバーはおおはた雄一、芳垣安洋、伊賀航、吉森信。
選曲は『長い旅』からが中心でしたが、原田郁子さんと共作の「ユニコーン」や、東北の震災に関係のある
「ぼくの田舎」や「昨日までの明日」「陸前高田のアベマリア」もやったし、新曲も何曲もやりました。
たった二回のリハーサルで20曲を録音状態まで持っていくこのバンドはやっぱりすごいです。
ぼくは二日前に風邪をひいてしまい、鼻声でしたがなんとか最後まで歌えました。体調は悪くなかったけど、
でもちょっと心配でした。終演後にバンドメンバー全員で一列になってサイン会。たくさんの人が『長い旅』を買って帰ってくれました。
4月6日(月)「吉祥寺タワーレコード・アルバムキャンペーン」
4月8日発売のニューアルバム「長い旅」のキャンペーンを吉祥寺のタワーレコードで大々的にやって
くれるとのことで、パルコやディスクユニオンと協力して、素敵なポスターも作ってもらいました。
特典は缶バッチ(タワーレコード)やキーホルダー(ディスクユニオン)で、ちょうど11日12日に
スターパインズカフェでライブのぼくは、タワーレコードに見に行こうと思ってます。
4月5日(日)「熊本 Django」
Walk Inn Festivalのフラワーカンパニーズの出番が終わって、そのままハイエースで熊本まで3時間の
夜のドライブでした。ホテルにチェックインしたら10時を過ぎていました。
今朝は早く起きてすぐ前の熊本城の中をランニング。ずっと雨が続いていたのでぼくは久しぶりに走りました。
10時半に会場入り。音のチェックがはじまり、フラカンスタッフのQ太郎が念入りにドラムの調整をしています。
ライブは午後3時からで、まずぼくが30分歌いました。「ポテトサラダ」ではまたフラワーカンパニーズが
コーラスで参加。Four Blind Boys From Nagoyaと紹介。
その後フラワーカンパニーズが演奏しました。最後は久しぶりに聞いた「東京タワー」。
「神様はいない」という歌詞が強烈。
圭介くんと二人で「一本道」を歌い、フラワーカンパニーズと「誰もぼくの絵を描けないだろう」
「サンテグジュペリはもういない」「どこへ行こうかな」「人間をはるか遠く離れて」
「ぼくは君を探しに来たんだ」「深夜高速」の6曲を一緒に歌いました。ぼくは今夜もハンドマイクで
「深夜高速」を歌いましたが、楽しかったなー。
瞬く間に終わったフラワーカンパニーズとのハイエースツアー、これからも年に一回はやろうね
と誓いあってみんなで熊本空港へ向かい、夜の便で羽田に戻りました。
4月4日(土)「Walk Inn Festival」
ハイエースごとフェリーで桜島へ。ぼくは初めてのWalk Inn Festival。
10時ごろまで降った激しい雨は上がり、長渕剛のモニュメントの前でみんなで記念撮影。
野良猫が2匹寒そうでした。
広い会場にステージが3つ。ぼくは3時ごろからデコレーションがかわいいアコースティックのステージで
40分歌いました。終盤フラワーカンパニーズのメンバーがコーラス隊で「ポテトサラダ」に参加。
ハーモニー巧みなコーラスはゴスペルのようでかっこいい。
フラワーカンパニーズは5時ごろからメインステージで演奏しました。毎回参加しているそうで
貫禄を感じました。安定したパフォーマンス。そして客席からすごい応援。
出演者も主催者もスタッフも、みんなとても楽しそうに働いていていい感じのフェスティバルでした。
4月3日(金)「フラワーカンパニーズと鹿児島へ」
午後の便で羽田から鹿児島へ。フラワーカンパニーズのメンバーと一緒です。
飛行機の苦手な圭介くんはぼくのとなりで眠っていました。
鹿児島到着後、慣れた感じで前川くんがレンタカーの手続き。借りたのはもちろんハイエース。
鹿児島市内のホテルにチェックインしてみんなで晩御飯に。ぼくはせっかく鹿児島に
来たのだからと芋焼酎のお湯割りを飲みました。
3月31日(火)「スターパインズのリハーサル」
スターパインズのためのバンドリハーサルをしました。
一回目の今日は今回のメンバーで初めてやる曲ばかりを練習しました。
ユミがスタジオの近くで買って来た泉平のお寿司や京都の「やきもち」を休憩時間に食べて、
みっちり4時間演奏しました。
本当は二日間の曲目を事前に公表できればお客さんも日にちを選びやすいのでしょうが、
今の段階ではそれはやっぱり無理かなあ。時間がある人は二日間聞きに来てください。
3月29日(日)「淺井裕介くんに会いに」
横浜高島屋で佐藤陽也展をユミと見たあと、歩いてツタンカーメンミュージアムの横のBankARTの
アトリエで仕事をしている淺井裕介くんに会いに行きました。淺井くんはそこで焼き物の作品を作っています。
武道館のGEZANのコンサート会場でたまたま会って、ユミとぼくに仕事場に遊びに来てと誘われていました。
土を使って絵を描いたり土で焼き物を作ったり、淺井くんはいつも手を動かしています。
「はい」、とタイルのようなものを渡されて、目をつむってギターを描いてみて、と言われて描きました。
おもしろかった。
すぐそばの部屋にいたBankART代表の細淵さんも出てきて、みんなでダラダラ喋ったりコーヒーを飲んだり、
去年までのBankARTの日々が戻って来たようでした。ちょうどあれから一年です。
3月27日(金)「横浜サムズアップ LDKライブ」
「ブルースとワルツ」ツアーの最終回は横浜のサムズアップでした。
今回5回のツアーはどこもほぼ満員で、しかも渕上さんたちとのライブのせいか客席の雰囲気は和やか。
自然にぼくもリラックスできて、多少の間違いや失敗もOK!という感じでした。今夜のお客さんからも、
「いつものライブと違って楽しそうでしたね」と言われました。
ぼくと同じ建物に住んでいる画家夫婦からも、CDよりずっとよかったよという感想でした。
LDKのこの独特な音楽の世界をこれからも深めて行きたいものです。
ちなみにぼくがステージでときたま吹いているのはカズーではなく、トランペットのマウスピースです。
(気分はマイルスなんだよ、とユミの声)。
3月25日(水)「フラカンとのリハーサル」
4月4日鹿児島、5日熊本、とフラワーカンパニーズと行くライブのリハーサルをしました。
鹿児島は「WALK INN FES」という野外の催しで、熊本は「Django」というライブハウスです。
鹿児島から熊本までフラカンのハイエースに同乗させてもらい、熊本では彼らのライブの共演者
としてたくさんの曲を一緒に演奏します。
去年の名古屋から京都への旅の第二弾。楽しいことはわかっていてもやっぱり楽しみです。
3月24日(火)「新しいアルバムは発売間近」
アルバムの中のブックレットに不備が見つかり、印刷のやり直しなどで一か月ほど遅れていた新しいアルバム
「長い旅」の発売に向けての告知がようやく整いました。あらかじめ予定していた発売日を少しずらして、
問題点に向かって発売担当のブリッジ三浦さん、デザイナーの坂村さん、そしてプロデューサーのユミの
手に汗握る活躍のおかげです。現在も制作中なので、製品がこちらに届くのは4月4日ぐらいかなあ。
ホームページにはジャケット写真やフライヤーがアップされましたのでぜひ見てください。
3月21日(土)「弘前 れんが倉庫美術館スタジオB」
「アップル✖️りんご」というタイトルにこだわった内容のライブにしたかった。
結果的に「りんごについて」という語り調の曲ができました。
アップルというとお客さんはコンピューターを考えるみたいですが、そのつもりはなかったので
かえって面白いと思いました。
れんが倉庫美術館でのライブは今回で3回目になります。来年は新しい歌にだけ集中しないような
内容のライブもいいかもしれません。
3月20日(金)「青森 もぐらや」
古書「らせん堂」主催による「もぐらや」ライブはついに11回目です。
あっという間の11年でした。らせん堂の店主の三浦さんは毎回ライブの後に、今回が今までで
最高のライブでした、とあいさつします。うれしいです。
前はマイクを使ったような気もしますが、ここ何年かはマイクなしの生音でライブをしています。
というのは、お店の音なりがとてもいいから。歌いながらその響きを楽しんでいます。
3月14日(土)「GEZAN」
武道館にGEZANをユミと見に行きました。8000人、sold outだったそうです。すごいな。
開演前には近くの席に座っていた奈良美智くんとか原田郁子さんにも会えたし、会場入りする前には
踊ってばかりの下津くんとかアルコドの竹舞とかにも会えて、今日のライブは楽しいだろうなという予感。
終演後には通路のところでアーティストの浅井裕介くんにもばったり会いました。
マヒトくんはそれまでやってきたことの結果を並べるのではなく、現在進行形の自分たちを、現在進行形のぼくたちに
ぶつけるというやり方がよかった。ぼくは今夜「現在進行形」という言葉を武道館から持ち帰ることにしました。
終演後、九段下駅は混むので少し歩くけど竹橋まで歩きました。夜道は、今夜のコンサートを温めたまま運ぶのに
ぴったりの距離と静けさ。(去年9月のフラカンの時もそうやって帰りました。)
あんなに体力を消耗させたドラムのロスカルくんが、最後メンバー全員を乗せた自転車をアリーナ席の通路を漕いで
退場して行ったのが印象に残りました。常に現在を生きるぼくたちでいたいです。
3月11日(水)「合同句集のために」
火星の庭句会のメンバーで今年正月に突然の事故で亡くなった関根かなさんと、自分では選句する
時間がない主宰の渡辺誠一郎さんの選句会。合同句集(2024年と2025年)用の句を10句ずつ選びました。
選句の後は集まった6人で火星の庭で飲み会に。年内には合同句集が完成する予定です。
火星の庭句会のメンバーは、仙台でのぼくのライブがきっかけで仲良くなった人たち。
その後俳句が好きで参加するようになった人たちもいて、現在は11人が毎月参加しています。
その間に東北大震災があって今日はその15年目だったこともあり、句会の20年間を振り返るような
夜になりました。
3月9日(月)「マサと冴香さん」
ニューヨークで知り合ったマサと冴香さんが仙台に来ました。二人は今では夫婦です。
今晩一泊して翌日は南相馬に行くとのことで、ぼくとユミはホテルまで会いに行って、そのまま
五橋の「ラビリンス」に行きました。
お酒は飲まない冴香さんと、今夜はお酒控えめのユミ、おもにぼくとマサで白ワインを2本空けて
しまいました。なんだかニューヨークシティマラソンの後のパーティみたい。
マサは伊勢真一監督の「遠来」にも1シーンちらっと出てきます。ニューヨークがなつかしい。
「ラビリンス」のような気楽に集まれる場所が横浜にはないね、とユミ。長く住んでいるのに
ぼくたちは横浜には根付かなかったということかしら。
帰り道に「火星の庭」の前を通ると、深夜だというのにまだ前野久美子さんが店内で仕事をしていて
ぼくたちを招き入れてくれたので、寄り道をしてそのまま長居してしまいました。
3月6日(金)「仙台へ」
去年のクリスマス以来2か月半ぶりの仙台です。こんなに仙台を留守にしたことは今までなかったかも。
4月の新譜の準備などで忙しいのはユミで、ぼくはわりと暇にしていたのですが。
テレビでは2011年3月11日の東北の大震災から15年のニュース番組が目白押し。関東とはそこが
だいぶ違います。
3月1日(日)「大阪 ムジカジャポニカ」
今日はLDK「ブルースとワルツ」発売記念ライブです。東京のアピア40から始まって4回目。
演奏もだいぶこなれてきました。アピアの時の固さはもうありません。何となくこれから広がりそう、
という様子なのに、次回の横浜サムズアップが最終回なのはいかにも寂しい。
渕上さんからの提案で今夜は「Don’t Think Twice~」をやることに。以前からLDKのライブでは時々やっていた
曲で、ふちがみとふなとのアルバムにも収録されています。作詞作曲ボブ・ディラン、訳詩・友部正人。
前半は「二つの午後」からの曲を中心に、後半は「ブルースとワルツ」からの曲を中心に。二つのアルバムには
16年というギャップがあるにもかかわらずそれを感じられないのは、LDKというバンドの本質でありライブ数が
少ないということでもあり。今後のことはまるで見通せないLDKの今後に期待してください。
2月28日(土)「浜松 エスケリータ68」
ぼくとユミを浜松駅まで迎えに来てくれた中村さんによると、ぼくの「エスケリータ」ライブは
2年半ぶりだとか。そんなこと忘れていたのでちょっとびっくりでした。
浜松駅からエスケリータまでは車で30分かかります。佐鳴湖という湖を迂回しなくてはならないから。
エスケリータは車がない人には不便なところにあるのですが、そんな場所で25年もお店とライブを
続けてこれたのは、後藤さんとマダム夫妻の明るさと、自家製ベーグルのサンドイッチと、
お店の変な魅力のせいなのでしょう。
最近の歌をたっぷりと聞いてもらってあっという間の2時間でした。
2月23日(月)「金沢 ジョーの箱」
長野駅からユミは東京行き「はくたか」に、ぼくは敦賀行「はくたか」に。
去年の長野駅改札口は身動きがとれ位ぐらいの人でしたが今年はそこまで混雑ではなかった。
ジョーの箱は、カレー屋「ジョーハウス」のイベントスペースです。
いつものPAの人が病気で、急遽店主の本池くんが音響をやってくれることになりました。
開演まで時間があったので、リハーサルの後近所の県立図書館に行ってみました。
ドーム型の建物の中はフロアーの区切りがなく、真ん中に立つと1階から4階まで
一望に見渡せます。ぼくは本を見たかったのではなく、その空間を体感してみたかった。
今日は「あの橋を渡る」「銀座線を探して」ともうすぐ発売になる「長い旅」から
の最近の曲を中心に歌いました。
2月22日(日)「長野 ネオンホール」
今回もネオンホールの清水くんにお願いしてライブを準備してもらいました。
清水くんはオーガユーアスホールのベーシストでもあります。
ということで、今回も満足のいくライブができました。PAの人もすばらしかった。
お客さんがとても熱心に歌を聞いていたよ、と後ろで見ていたユミが教えてくれました。
今日は何年ぶりかで「ユニコーン」(作詞・友部 作曲・原田郁子)を一人でギターを弾いて歌いました。
ライブが終わって、椅子を片付けて何もなくなったネオンホールは、「また来年も待ってるよ」
と言っているようでした。
2月17日(火)「京都 拾得」
拾得は京都在住のふちがみとふなとのホームグラウンドのようなコーヒーハウス。
ぼくにとっても拾得は、日本にまだライブハウスがなかった1970年代初期からのホームグラウンドです。
そして入り口に停められたたくさんの自転車は地元京都の人たちのホームグラウンドであることを
教えてくれます。そんなリラックスした空気でのライブは当然のように静かに熱く盛り上がりました。
二度のアンコールを含めてLDKのレパートリーを全て出し尽くしました。
「LDK」の宣伝用の短い動画を作ってくれた松野泉さんやレコーディング担当のエンジニアの萩野さんも
聞きに来てくれて、アルバムの打ち上げのような夜でした。
本番前にユミと堀川商店街を散歩しましたが、買い食いした唐揚げは冷たかった。京都は寒いな。
2月16日(月)「名古屋 得三」
LDK「ブルースとワルツ」発売記念ライブ第二弾は名古屋の得三でした。
普段週末のライブが多いぼくには月曜日のライブは異例でしたが、週末とさぼど変わらないお客さんの数。
LDKは船戸くんのベースとふちがみさんの鍵盤ハーモニカとぼくのギター以外ほとんど楽器のない
歌だけを聞かせるバンドです。こうなってくるとぼくのギターも結構重要で、にわかギタリストのような気分。
LDKはほとんどの歌をぼくとふちがみさんがユニゾンで歌うので、それもこのバンドの特徴だと思います。
この間のアピアでそのことを指摘してくれた人がいたので、今日はそんなことも意識しながら歌いました。
2月12日(木)「港北水再生センター」
BankART1929からのお誘いで、保良雄個展「TOTEM ORGA(H)」を横浜市港北区の水再生センターに見に行きました。
個展の内容はよくわからないまま、ぼくはただ会場として使われる下水処理場に惹かれたのです。
以前ナショナルジオグラフィック日本版で多摩川の水再生処理場を特集したのを読んで、興味を持っていたので。
下水処理場は都市の腎臓で汚水を処理して自然に返す働きをしています。実際に現場で汚水処理の工程を説明を頼りに
理解しようとするのですが、そこにアートが人間的に絡んでくる。今まできっと誰もそんな汚水処理場とのコラボレーション
を考えたことはないだろうな、ととても面白い体験でした。
会場の水再生センターは横浜市の一部、55万人の下水を処理して川に戻しているそうです。川に戻す時は浄化しすぎないように、
水の中の生き物のことを考えて戻しているそうです。見学のコースに沿って作家の作品を見ていくと全ての何か繋がりを感じます。
それに答えを出すのは見学者である僕たちに任されているのでしょう。
BankART1929は去年横浜市から切り離されて拠点を失いましたが、会場にいた代表の細淵さんにそのことを聞くと、
「拠点がないから今回のようなことができた。拠点があった時には水再生場をアートの展示会場にできなかった」と語っていました。
美術は表現活動の最前線です。昔パリのポンピドーセンターに行った時にそう思いました。アートほど具体的な発言はないと。
今回の企画もそんな延長線上にあると思いました。
2月10日(日)「LDK アピア」
LDK「ブルースとワルツ」の完成記念ライブ。その一回目を学芸大学の「アピア40」でやりました。
レコーディングから1年半も経っていて演奏に自信がなかったので、ぼくは二度スタジオで
個人練習しましたが、一人では実感が乏しい。そんな状態のままぼくは本番に臨みました。
今年初めての積雪にもめげずにお客さんは満員で、それも励みになりました。
前半8曲、後半8曲でアンコールは2曲。予定になかった2度目のアンコールではぶっつけで「ラブミーテンダー」を船戸くんのベースだけの伴奏でふちがみさんと二人で歌いました。
2部1曲目の「ガゾメーター」は朗読風の曲で、ふちがみさんから勧められて、最近ぼくが自分のライブの時に
吹いているトランペットのマウスピースを吹きました。一生懸命吹いたのでマウスピースに唾がたまりました。
アピアは客席が横長の作りでお客さんの顔がよく見えます。前の方の人たちはにこにこと楽しそうに聞いてくれたし、
後ろの方で立って見ていた原マスミくんは手を振ってLDKの演奏に応えてくれました。
LDKの新作発売記念ツアーの1日目はこうして楽しく無事に終了しました。
2月4日(木)「LDKのツアーに向けて」
京都のレコーディングスタジオで「ブルースとワルツ」を録音したのがもう一年半前のことなので、ライブが近づくと
忘れていることが多いのに気づきます。それで横浜の練習スタジオでアピアのライブのための個人練習をしました。
いつの間にかLDKの曲数はかなり増えていて、練習しながら活動してきた年月の長さを思いました。
2月1日(日)「豊田道倫 移動遊園地ORIGIN」
ぼくも参加したトリビュートアルバム「移動遊園地」が1月下旬にやっと発売になりました。
11月に発売予定でしたが、何らかの理由で2ヶ月以上遅れました。
ぼくが伊賀航くんと坂田学くんと三人で、横浜のサムズアップを借りて「大阪へおいでよ」を録音したのは
去年の6月のことなので、ようやくという気がします。
トリビュートアルバムと同時発売で豊田くんのオリジナルも同じ曲順で発売されました。これが本当にいい。
豊田くんの初期の歌は聞いたことがなかったのでうれしい。豊田くんの歌は本人が歌うのが一番いいな。
でもこういうことは、トリビュートアルバムにぼくが参加していつも感じることです。
ぜひこの2枚、聞き比べてみてください。
1月30日(金)「寺尾紗穂さん」
ラ・カーニャの店主の岩下さんに誘われ、寺尾紗穂さんのライブをラ・カーニャにユミと見に行きました。
寺尾さんのライブはイベントで一緒になった時など、今までに4、5回は見ているけど、今夜のはずっしりと重かった。
歌を聞いて考えさせられることはあまりない経験です。
寺尾さんの前に歌った幸木野花さんの歌も良かった。生活がこんなにも初々しいなんて、若いっていいなと思いました。
1月29日(木)「遠来」
伊勢真一監督の新作「遠来」の完成上映会が下北沢のラ・カーニャでありました。
友部のドキュメンタリー映画? いったいなんだろう、と恐る恐る集まった人で狭いラ・カーニャは満席に。
妙な熱気に包まれました。
何人かの人から「よかった」という感想を聞きました。ロケット・マツは「ユミが良かった」と言っていました。
確かにそうかもしれない。映画の中の10年前のぼくは歩いたり走ったり、歌ったり詩の朗読をしているだけだからね。
ぼくが二十歳ぐらいから友達の岩永正敏や映画監督の水谷俊之や、ナナロク社の編集者だった川口恵子さんが
来てくれて、うれしかったな。水谷くんはまだ若かったぼくとユミと一緒に8ミリ映画を作って遊んでいたのですが、
今回の「遠来」にはその映像がほんの少し使われているし、ナナロク社の川口さんは、「バス停に立ち宇宙船を待つ」
の詩集の編集者でした。映画のなかでぼくはその詩集から何編か朗読しています。
1月22日(木)「火星の庭句会」
今年最初の句会が火星の庭でありました。ぼくとユミは横浜から投句と選句だけ。
メンバーの関根かなさんが元旦に事故で突然亡くなって、その最初の句会だったので参加したかったけど。
「かなさんは富士を見下ろす冬の月」。これは投句しなかったぼくの句です。
1月20日(月)「映画の完成上映会」
1月29日、31日の2回は下北沢のラ・カーニャで、2月4日は田端のシネマチュブキで、伊勢真一監督の新作ドキュメンタリー
映画「遠来」の完成上映会があります。詳しくはこちらで。
10年ぐらい前に伊勢さんチームがニューヨークまで、ぼくのニューヨークシティマラソンを撮影に来た時の映画です。
実際のマラソンのシーンは一瞬なので、映画になって公開されるとはぼくもユミも思っていなかったのですが、
公園でぼくが歌っているシーンや詩の朗読をするシーンなどを加えて、マラソンとはちょっと違う内容になりました。
劇場公開は4月11日から新宿のK’sシネマで1ヶ月間です。
1月14日(水)「macaroomと知久寿焼」
横浜サムズアップのマカルームと知久くんのライブを聞きに行きました。
ぼくもユミもこの不思議な組み合わせの音楽がとても好きです。
何曲かのマカルームのソロ演奏を除けば、あとは全て知久くんの歌をマカルームのアレンジで演奏する
という感じで、マカルームのエレクトロニックなサウンドが知久くんの土っぽい歌に合っていました。
前半と後半に一曲ずつカンフーの演技があって、シャープな体の動きに目が毎回釘付けに。
「たま」とも「パスカルズ」とも違う知久くんの第三の世界です。
1月13日(火)「ジャケットデザイン」
デザイナーの坂村さん、ブリッジの三浦さん、プロデューサーのユミと新しいアルバムのジャケットの
打ち合わせをブリッジでしました。今度のアルバムは2枚組なのでジャケットの形をどうするかが主な内容。
どんなデザインになるのかとても楽しみです。
1月8日(木)「パスカルズ」
横浜のサムズアップでパスカルズのライブを見ました。ロケットマツはステージで曲名を言わないので、どの曲が
良かったのか後から言えないのですが、いい曲だなあ、いい演奏だなあ、という曲がたくさんありました。
サムズアップは客席がステージを囲むようになっていて、横長のステージが低いので演奏するメンバーの様子が
間近に見られます。演奏の楽しさとは別の演奏者のシリアスな顔が良かったな。
満員の観客と14人のメンバーは紙吹雪舞うカーニバルを思わせます。
ぼくとユミは原マスミくんと稲田さんと一緒にライブをすっかり堪能して、終電までサムズでパスカルズの
メンバーたちと飲んでました。
1月7日(水)「アーティゾン美術館」
山城知佳子、志賀理江子という二人のアーティストによる映像と写真による迫力のある内容でした。
どちらも音をふんだんに使っているのが特徴。山城さんの最新作に出てくる炎のように赤い花の鮮やかなこと。
志賀さんの作品は長い巻き紙のような壁に吐露される写真とたくさんの言葉のうねり。壁がうねるのは人が悶え苦しんで
いるのに似ています。アメリカの幾つもの核実験のことを思うと、身勝手なことばかりして、それが世界にまかり通って
きたんだと思いました。
1月3日(土)「劇場試写」
新宿のk’sシネマで、伊勢真一監督の新作映画「遠来」を見ました。
映画館での一般上映がすべて終了してからの試写だったので、午後9時からぼくとユミと監督と音響の永峯さんの四人で
最終確認をしました。
「遠来」は伊勢監督チームがニューヨークにやって来て、ぼくのニューヨークでの暮らしを撮影したドキュメンタリーで、
10年も前のことが、まさか今頃映画になるとは思っていなかった。4月からk’sシネマで1ヶ月上映される予定です。
2026年1月2日(金)「平塚」
息子の一穂家族の暮らす平塚に行きました。平塚駅に車で迎えに来てもらい、みんなで平塚八幡宮に。
そういえば一穂が平塚にいるせいで、ぼくたちの初詣は平塚八幡宮です。
今回の初めては猿回し。ぼくもいつの間にか自然に笑っていました。
一穂たちの新居ではおいしいステーキをご馳走になりました。一歳になったばかりの息子くんも自分専用の食事を
完食していた。